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押さえておくべき経営分析の主な指標とは

経営分析とは決算書や財務諸表などを活用し、会社の経営状況を把握することを指します。

分析を行ううえで重要となるのが「収益性」「安全性」「生産性」などです。

本記事では経営分析の主な指標について解説していきたいと思います。

 

収益性分析とは?

 

収益性分析を簡単にいうと、会社がどれくらい効率よく収益を上げているのか、問題点はないのかを探ることです。

具体的にいうと、総資本経常利益率や売上高経常利益などがあり、過去実績・将来計画や業界平均値などと比較分析を行います。

 

安全性分析とは?

 

安全性分析とは、財務諸表から資金繰りに問題が無いか、倒産のリスクは無いかなど、会社の健全性を確認することを指します。

安全性を測る指標として「流動比率」「負債比率」などがあげられます。

流動比率とは流動負債に対する流動資産の割合を指します。

流動負債は1年以内に返済する必要のある負債をいい、流動資産は1年以内に現金化できる資産をいうので、流動資産が高い方が良いとされています。

負債比率とは自己資本に対して負債がどれくらいあるかということを示す指標です。

負債とは外部からの借入金等の債務のことを指しますので、負債の割合が低い方が安全性の観点から望ましいといえます。

 

生産性分析とは?

 

生産性分析とは会社が割いた経営資源に対して効率よく生産できているかどうかを分析することを指します。

生産性分析は、「モノ」に対する生産性を測るだけでなく、「ヒト」を投入した労働生産性なども含まれます。

例えば、会社が支払った人件費に対して、どれだけの利益があげられているかなどを測ります。

 

経営分析にお悩みなら三添会計事務所にご相談ください

 

今回は、経営分析で重要な指標となる、「収益性」「安全性」「生産性」の3つについて解説しました。

会社の経営状況を正確に把握する経営分析は、経営戦略を練ったり、会社が抱える問題を解決したりするために非常に大切です。

三添会計事務所では、ご依頼者様のお悩みに対し真摯に向き合い、より良い会社経営ができるようにサポートいたします。

経営分析にお困りの際には、ぜひ当事務所にご相談ください。

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所属団体

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日本税理士会連合会 登録番号147827

主な経歴

H02/03 同志社大学工学部卒業

H02/04 株式会社三菱UFJ銀行(旧東海銀行)入行

H18/12 あずさ監査法人入社

H20/07 公認会計士登録

H24/06 マネジャー昇格

R04/01 三添公認会計士事務所開業

R04/01 税理士登録

主な業務経験

監査法人での法定監査業務(大手塗料メーカー・中堅建設機材メーカー等、地銀・信金・リース等金融業、不動産業、一般財団法人)

監査法人でのコンサルティング業務(内部統制構築支援、資産査定業務、セミナー講師)

銀行では、京都、大阪、東京の各支店において、融資・外為業務に従事

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