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税務調査で追徴課税が発生するケースと対処法

会社に税務調査の連絡があると、追徴課税が発生するのではないかと不安になる方も少なくありません。

今回は税務調査で追徴課税が発生するケースと対処法について解説します。

税務調査とは?

税務調査とは、会社や個人事業主の確定申告の内容に誤りがないかを確認するために、国税庁や税務署が行う調査のことです。

調査は、主に任意調査と強制調査の2つに分けられます。

任意調査は、税務署の職員が会社や自宅を訪問し、帳簿や書類の確認を行うもので、納税者の同意が必要です。

一方、強制調査は、裁判所の令状に基づいて行われ、納税者の同意は必要ありません。

強制調査は、悪質な脱税が疑われる場合に行われます。

追徴課税が発生するケース

税務調査の結果、申告内容に誤りや不足があった場合、本来納めるべき税金との差額分が追徴課税として課されます。

税務調査の過程で、会社の申告内容に誤りや不足があった場合、税務署からの指摘を受けて、納税者が自ら修正申告を行うことがあります。

修正申告とは、過去の申告内容を正しく修正し、追加で税金を納める手続きです。

また、税務署の指摘に対し、納税者が修正申告に応じなかった場合や、無申告であった場合、税務署が更正処分を行うことがあります。

更正処分とは、税務署が職権で税額を決定し、納税者に通知する手続きです。

更正処分を受けた場合、納税者は、税務署が決定した税額を支払う必要があります。

追徴課税を受けた場合の対処法

税務調査の結果、申告内容に誤りがあったことを認めるのであれば、速やかに修正申告を行い、納税することが重要です。

一方、税務署の更正処分の内容に不服がある場合は、再調査の請求や審査請求を行うことができます。

まとめ

今回は税務調査で追徴課税が発生するケースやその対処法について解説しました。

申告に誤りがあり税務署から指摘を受けた場合には、早期に修正申告や納税を行った方がいいといえます。

一方、更正処分の結果に納得いかない場合には、再調査の請求や審査請求を定められた期限内に行う必要があります。

更正処分に対する対応は、自社で対応することは難しいといえます。

税務調査の対応や更正処分に不満がある場合には、早い段階で税理士に相談してください。

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主な経歴

H02/03 同志社大学工学部卒業

H02/04 株式会社三菱UFJ銀行(旧東海銀行)入行

H18/12 あずさ監査法人入社

H20/07 公認会計士登録

H24/06 マネジャー昇格

R04/01 三添公認会計士事務所開業

R04/01 税理士登録

主な業務経験

監査法人での法定監査業務(大手塗料メーカー・中堅建設機材メーカー等、地銀・信金・リース等金融業、不動産業、一般財団法人)

監査法人でのコンサルティング業務(内部統制構築支援、資産査定業務、セミナー講師)

銀行では、京都、大阪、東京の各支店において、融資・外為業務に従事

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