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設備投資、運転資金等としての融資

運転資金とは、経営に必要な資金のことを指します。もし万が一運転資金が足りないと、売掛金や受取手形などの売上債権が回収できなかった時に、最悪の場合、経営破綻という事態にすら陥ってしまうため、運転資金を十分に確保することはとても重要です。この記事では、経営にとって重要な運転資金の適切な水準についてご説明し、運転資金などのための融資を勝ち取るコツについてもご説明します。

 

■運転資金の適切な水準
いったいどのくらいの現預金があれば適切な水準にいるといえるかというところは経営において大事になってきます。一般的に、運転資金の計算結果の2倍の現預金があれば安心とされています。2倍の現預金があれば、資金繰りに困ることはまずないからです。ただし、投資をして事業を成長させるには、十分な額とは言えません。事業を成長させようと考えた場合には、3倍の現預金が必要であると一般的に言われていますので、覚えておいてください。

 

ここまで、経営にとって重要な運転資金についてご説明してきました。運転資金について考えながら経営を行わないと、売上はしっかり上がっているのに、支払いを行うための現預金が足りず、倒産してしまうという黒字倒産という事態に陥ってしまうので、しっかりと運転資金について考えながら経営を行いましょう。

 

そして、この運転資金の調達のために融資を選ぶ方もいると思います。融資の際のコツとはなんなのでしょうか?

 

■融資額と使途を明確にする
「何のために」、「いくら」の融資が必要かしっかりと根拠をもって明記する必要があります。例えば、運転資金を目的に融資を受ける場合は、今までかかった経費をまとめた書類などを提出し、いくら必要なのかを根拠をもって示す必要があります。

 

■事業計画書を作成する
必要な融資額と資金の使途を適切に銀行に伝えるために、事業計画書と資金繰り表を作成し、提出する必要があります。なお、事業をこれから始める場合には、事業計画書ではなく、創業計画書が必要です。これらの書類を提出することで、これから行う事業が現実的であり、十分に収益をあげることができることを示し、銀行の信用を得ることができます。それによって、審査が通りやすくなるのです。また、事業計画書や資金繰り表のほかにも、貸借対照表や損益計算書などの財務諸表も用意しておくと、より銀行の信用を得ることができます。

 

以上のようなことを意識して行い、銀行の信用を勝ち取ることで、融資を受けやすくなります。

 

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代表者名 三添 卓哉(みぞえ たくや)
所属団体

日本公認会計士協会 登録番号22815

日本税理士会連合会 登録番号147827

主な経歴

H02/03 同志社大学工学部卒業

H02/04 株式会社三菱UFJ銀行(旧東海銀行)入行

H18/12 あずさ監査法人入社

H20/07 公認会計士登録

H24/06 マネジャー昇格

R04/01 三添公認会計士事務所開業

R04/01 税理士登録

主な業務経験

監査法人での法定監査業務(大手塗料メーカー・中堅建設機材メーカー等、地銀・信金・リース等金融業、不動産業、一般財団法人)

監査法人でのコンサルティング業務(内部統制構築支援、資産査定業務、セミナー講師)

銀行では、京都、大阪、東京の各支店において、融資・外為業務に従事

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